看護師のいろいろな手当

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看護師の手当・給料は他の仕事よりも高いと言われていますが、仕事の内容からすれば当然もらうべき数字であり、もう少し上乗せされてもよいのではないかというぐらいです。

夜勤手当など他いろいろな手当が充実しているのが特徴です。給与の基本形は所定内給与(主に基本給と超過勤務手当)と所定外手当に分かれています。

所定内手当には基本給には充当していない給与項目があり、家族手当(育児手当)や役職手当、資格手当、交代勤務手当、通勤手当、夜勤手当、皆勤手当が含まれているそうです。交代勤務手当は2交代制や3交代制に対して支給される手当で、夜勤手当とは別に支給されています。夜勤手当は準夜勤や深夜勤などの深夜労働に対する割増手当です。

また特殊な放射線を扱う部所で勤務すると、職場により危険手当が支給されるところもあります。北海道などの寒い地域では冬場だけ、暖房費など特殊な地域手当が支給されます。手当は地域や勤務している病院の種類にもより名目が違ってきます。

しかし給与内容をよく見ると、諸手当だけ分厚く基本給が少ないという傾向にあります。これは給与が諸手当でいかようにも操作できるという取り方もでき、基本給が少ないことが気になるところです。

さらに気になるところは、交代制の勤務体系をとっていますが、同じ時間数を細かく区切って働くかそうでないかの違いで、その多くはストレスの原因となっていると考えられます。夜勤になると昼間の人員数よりぐっと減り、その分勤務する人間にかかってくるようになり、翌日の休みに上手く睡眠をとるようにしなければ、疲れがたまり体調を崩す原因となります。

夜勤は、きつい。きついから手当てがある。という考えはナンセンスかもしれない。夜勤は誰かがやるべきなことだから、お互い様の気持ちで前向きに捉えるべきです。また、夜勤手当ては、病院によって大きく違いがあります。収入の高低は夜勤手当にかかっている。だから転職する際は、よくチェックしたい項目です。